アイウェアは、ファッションアイテムの一つと数えられ、重要度を増している。と同時に、身に着けるものの中で、最も実用性の高いものでもある。フォーナインズは、その両方を兼ね備えたブランド。常に進化し続けるフォーナインズとは、一体どんなブランドなのだろうか。

 

S-825T シリーズ
フェイスフロントとインナーフロントで構成されるダブルフロント構造を採用し、理想的なフロント環境を作る。機能的な要素を内側に収めることで、シームレスで美しい表情をつくり出している。

服のコーディネイトのように

 近年は、お洒落アイテムとしても注目されるアイウェア。服のコーディネイトのように、スタイルやシチュエーションによって掛けかえることで、印象を変えてしまう。まさしく顔に着用するアイテムだけに、髪型同様に相手に与えるインパクトは強い。

 しかし、当然のことながら、眼鏡は道具である。視力矯正器具なので、一日中着けている。だから、掛け心地は重要だ。身に着けるものの中で、これほどそれが大切なアイテムはないだろう。

 日本が誇るアイウェアブランド、フォーナインズのコンセプトは、奇しくも「眼鏡は道具である。」だ。モノ雑誌やライフスタイル誌に頻繁に取り上げられるので、お洒落アイウェアの代表格的な存在でもあるが、本来は実用派のブランドである。

 独自に開発したさまざまな機構や素材の特性を活かした設計により、最良な掛け心地を追求しており、その結果得られたのが美しいフォルムである。

 そんなフォーナインズが、アイウェアを製作する上で心掛けているのが、「掛けやすい」「壊れにくい」「調整しやすい」の3点である。

 まず、先にも述べたように、素材の特性を活かしたフレーム形状や独自の機構によって、“頭部を包み込む”、“抱きかかえる”感覚を得られるような「掛けやすさ」を求めている。感覚的には「掛ける」ではなく、「着ける」ということだ。感覚を表現するのは難しいが、着ける=顔と一体になるということである。

NPM-85 シリーズ
プラスチックフレームの特性を活かした印象的なフレーム。「NPM-87」と「NPM-88」には専用のクリップオン(オプション)が3色あり、眼鏡からサングラスへとスタイルチェンジが可能。汎用性の高いモデルである。

人は顔の形も、大きさも違う

 また「調整しやすい」ということだが、人は顔の形も、大きさも違う。当然鼻の高さも違うので、製作されたフレームを調整して顔に合わせる作業が必要になるわけだが、フォーナインズは設計段階から掛け心地の良さを想定しているので、それが最小限でできるのだ。

 眼鏡をお持ちの方ならわかると思うが、この調整がうまくいかないと、わりとストレスになる。それが軽減されるだけでも、眼鏡を作りにいくという意欲が湧く。

 さらには、独自の機構が調整したその状態を長く保ってくれる。「逆Rヒンジ」に代表される機能パーツが、使用時に生じる負担を解消し、フレームの歪みや型崩れを防ぐのだ。「壊れにくい」とは、強度はもちろん、快適な状態を長く維持するということでもあるのだ。

 このような機能を追求することで自然と生まれてきたのが、フォーナインズのフレーム。まさに機能美と言うべきものである。

 ちなみに、999.9(フォーナインズ)というブランド名は純金の品質表示に由来するという。常に0.1を追求するもの創り。これこそが、フォーナインズのクオリティなのである。

NPM-90 シリーズ
プラスチックフロントとメタルパーツの融合は、フォーナインズ新次元のコンビネーションスタイル。「逆Rヒンジ」が生み出す、頭を包み込む感覚を追求した掛け心地も秀逸である