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ブレゲの審美眼が光る!
ブレゲの時計といえば、『マリーン』『クラシック』『アエロナバル』など、男性的なイメージが強いのかもしれないが、実はレディスラインも充実しており高い評価を得ている。コインエッジやギョーシェ彫、シェル、ダイヤモンドの使い方など、高い審美眼によって得られるディテールの技術は、時計の美しさを最高に引き出す役割を果たしている。
そんなブレゲのレディスラインでも秀逸なコレクションが『クィーン・オブ・ネイプルズ』である。直訳すると「ナポリ王妃」。200年以上前のモデルにオリジナルを持つ伝統の逸品は、ブレゲの上顧客であったナポレオンの妹、ナポリ妃カロリーヌのために作られた、世界初の“腕時計”でもある。
そんな『クィーン・オブ・ネイプルズ』の現代版は2002年に発表されているので、もう20年以上継続していることになる。
今回発表された『クィーン・オブ・ネイプルズ 8925』は、バレンタインデーを祝して製作されたもの。ダイヤルにホワイト・マザー・オブ・パールが採用されており、さらにその外周を66個のルビーが囲んでいる。そしてオーバル型ホワイトゴールドのベゼルには73個のダイヤモンドがセットされるという、女性ならば誰もが着けてみたくなる仕様となっている。
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ディテールを見ても、リュウズにはカボションカットのルビーがセットされ、レッドのハート型インデックスがオフセットのチャプターリングで時を示す。時分針もレッドである。それにアリゲーターストラップもレッドのものが装着されており、このモデルはほぼホワイト(透明色)とレッドで構成されているのである。
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そして、この33㎜のオーバルケースの心臓部は、38時間のパワーリザーブを有した自動巻きムーブメントとなっている。このムーブメントには、腐食や摩耗への耐性、磁場の影響を受けにくいという、シリコン製のヒゲゼンマイが採用されている。
面取りされ、コート・ド・ジュネーブ装飾が施された美しいムーブメントに、プラチナ製のローターで構成された美しいムーブメントは、ケースバックから見ることができる。
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