取材・文=永坂佳子
スキンケアの正しい知識を積み上げ、自分らしい肌に
株式会社マツコヨココカラ&カンパニーは、長年男性の肌や髪を研究している化粧品メーカーのマンダム社との共同開発で、同グループ初のメンズスキンケア・ヘアケアPB「KNOWLEDGE(ナレッジ)」を4月1日に発売しました。
ラインナップは、スキンケアシリーズは「浸透ローション」「浸透ミルク」など5品、ヘアケアシリーズは「スカルプケアシャンプー」「リペアトリートメント」「スカルプエッセンス」など4品の計9品。肌や髪の姿勢をより高めていつまでも若々しくいたい層や、早くから一歩進んだケアを取り入れることで、年齢相応の清潔感を保ちたい層をターゲットとしています。
男性の肌はおでこや鼻、頭皮は皮脂の分泌が多い一方で、頬やあごまわりは水分量が少なくかさつきがち。水分と油分のバランスが乱れていることが多いのです。さらに、紫外線や毎日の髭剃りなどの刺激が積み重なり、肌のバリア機能が低下しています。
そうした男性肌を潤いで満たし、バリア機能を回復するためのカギとなるのがセラミド等の美容成分を配合した「セラミドバイセル」。毛穴の約1/10,000の大きさのミルフィーユのような構造の中に3種のうるおい成分をたっぷり含んだ極小サイズのカプセルで、保湿成分や美容保湿成分を角層まで送り届けると同時に肌のバリア機能をサポートし、肌の水分・油分バランスを整えます。
「セラミドバイセル」は、リポソームなどと同じ、リン脂質を主な成分としたナノキャリアの一種ですが、リポソームよりも極小で皮膚浸透速度が速い(※2)ことが分かっています。浸透ローション、浸透ミルク、スカルプエッセンスには「セラミドバイセル」に加えてコメ胚芽油やフォトステロールズなど男性特有の肌荒れサイクルを考慮した各種の成分を配合し、ダメージや加齢に正面から向き合える健やかな肌へ導きます。
「KNOWLEDGE(ナレッジ)」のブランド名に込められているのは、男性がスキンケアの正しい知識を積み上げ、自分らしい肌につなげて欲しいという想い。コロナ禍で男性のスキンケアに対する意識が高まったものの、多くの男性が自分たちに必要なケアを見つけられていないという現状に対する提案のひとつとして開発が進められました。
パッケージは自ら得た知識、適切なケアで整っていく肌の状態など、日々の自分と向き合い、目盛りを併せるようにセルフチューニングしていく様子を表現した、シンプルで遊び心を感じるデザインに。ミニマルなデザインとユニセックスな色遣いで、バスルームのアクセントになってくれること間違いありません。
「KNOWLEDGE(ナレッジ)」シリーズは全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗(一部店舗を除く)と自社オンラインストアで発売中。一歩先行くスキンケアで、ぜひ自分らしい肌を取り戻しましょう。
※1 角層まで
※2 マンダム内での比較において