1977年に登場した『チャレンジダイバー』のテイストを継承したルックに、シチズンが長年、磨き上げてきた時計作りの技術を融合して人気を博している『シチズン プロマスター メカニカル ダイバー200m』に外装スペックをさらに強化した精悍なオールブラックモデルが加わった。

さらに、『光発電エコ・ドライブ ダイバー200m』には氷河や氷の洞窟の過酷な⾃然環境からインスピレーションを得たニューモデルが2種、登場!

ブラック化で印象は大きく変化

シチズン プロマスター メカニカル ダイバー200m NB6025-59H
スーパーチタニウムTM ケース・バンド、200m 潜⽔⽤防⽔、ケース径/厚み:41.0mm/12.3mm(設計値)
170,500 円(税抜価格155,000 円)6⽉8⽇発売

『シチズン プロマスター』に新作3モデルが登場した。

まずは人気モデル『メカニカル ダイバー 200m』のブラックバージョン。

原点といえる1977年登場の『チャレンジダイバー』のデザインを継承・シンカさせながらも、パッと見はステンレススティール製のオリジナルモデルさながらだった(実際は、スーパーチタニウム™製)従来モデルに対して、ケース&ブレスレットに表面硬化技術である『デュラテクトDLC(Diamond-Like Carbon)』加工を施し、黒くなったのが、この新作の最大の特徴。

外装のブラック化にあわせてダイヤル、針、インデックスの枠も、ブラックに変化しており、ダイヤルに関しては中央がグレーで外側に向かってブラックへとグラデーションしていく、という凝ったデザイン。

見たところ色が変わっただけ、なのだけれど、実物を目にすると従来モデルとは別物。

とはいえ、第2種耐磁性能を備えた機械式ムーブメントと、ISO規格に準拠した200m潜⽔⽤防⽔性能、その他『プロマスター』スペックを、現代のダイバーズウォッチとしては小ぶりなケース径41.0mm&厚み12.3mmに収めているところは、もちろんそのまま。

価格は従来モデルから4万円ほど上がったものの、相変わらず、コストと内容の充実具合のバランスは高水準だ。

エコ・ドライブ ダイバー200m

シチズン プロマスター エコ・ドライブ ダイバー200m
BN0165-55L(左)、BN0167-50H(右)
ステンレスケース・バンド、200m潜⽔⽤防⽔、ケース径/厚み:44.0mm/11.5mm(設計値)
各49,500 円(税抜価格45,000 円)6⽉15⽇発売

こちらは、シチズンの誇る『光発電エコ・ドライブ』を搭載した『プロマスター』ダイバーズウォッチ。

BN0165-55L

インスピレーションの源は氷河や氷の洞窟。アイスブルーのダイヤルの『BN0165-55L』が氷⼭をイメージしたもので、爽やかな雰囲気。

BN0167-50H

『BN0167-50H』のブラックのように見えるグレーダイヤルは、氷の洞窟の暗がりをイメージしたもので、パール塗装が施されている。洞窟内で氷の粒がキラリと光るような雰囲気を楽しめるのだ。

ハイスペックなダイバーズウォッチに光発電という機能を搭載しながら、それにデザインの自由が制限されていないところは、さすが、この分野の第一人者。さらっとすごいことをやってのけるのが、いかにもシチズンらしい。