日本の磁器の原点・有田焼の窯元として世界展開する「アリタポーセリンラボ」が日本橋三越350周年を祝う記念モデル『山葡萄』を発表。2023年9月27日(水)から、日本橋三越大創業祭にて先行販売を開始する。また、ホテル雅叙園東京とのコラボレーションイベントをスタートさせる。

フラットプレート L
55,000 円(税込)化粧箱入
φ297×h34mm

有田焼をアップデートして注目を集める造り手

1610年代に日本での生産が始まった白磁器は、佐賀県有田町・泉山で採掘される白磁鉱を原料として、その周辺地域で生産、伊万里港から出荷されていたため「伊万里」の名で、世界的に珍重された。

歴史のなかで、古伊万里、柿右衛門、鍋島……と様式が生まれ、20世紀に入ると鉄道駅ができたことをきっかけに、窯元の所在地に応じて「有田焼」、「波佐見焼」などと呼称が細分化する。

その鉄道駅の誕生にも深くかかわり、「有田焼」の海外での知名度向上にも一役買った、1804年創業の重要な有田の窯元が「ARITA PORCELAIN LAB(アリタポーセリンラボ)」だ。

老舗らしからぬモダンな社名は、現当主・七代目 松本 弥左ヱ門が、古伊万里様式をベースとする同社の有田焼を、現代生活に寄り添うスタイルへとアップデートし、海外市場に再挑戦するなかで、社名を変更したことによる。

独自に編み出したテクニックで伝統の技術を大胆にアレンジし、マットな質感、意外性に富んだカラーリングを実現したその器は、料理を引き立て、モダンなインテリアにもマッチするとして、東京はもちろん、ニューヨーク、パリなど、世界中の美食界隈で重宝されている。

とりわけ評価の高いJAPANシリーズの一作。和皿。こちらは伝統の文様柄を桜色で表現したもの

新作は山葡萄モチーフ

開業350周年を祝う日本橋三越の大創業祭にて、アリタポーセリンラボはニューモデル『Gallery シリーズ・山葡萄』を9月27日(水)から先行販売する。

ティーカップ&ソーサー
22,000 円(税込)化粧箱入
Cup Size: Φ115 x 90 x h70mm(150ml )Saucer Size:φ145×h22mm

Galleryシリーズは熟練の職人が絵画のように手書きした限定商品を展開する、アリタポーセリンラボのなかでも高級なライン。今回、モチーフとした山葡萄は、あらゆる方向につるをのばして巻き付きながら成長することから“他者を取り込み一緒に実を結ぶ”とされ、成功の象徴や縁起ものとして扱われている。

一段重
 33,000 円(税込)化粧箱入
 φ125×h90mm

ラインナップは、ティーカップ&ソーサー、段付きフリーカップ、フラットプレートLおよびM、一段重2種の合計6種。9月27日(水)から10月3日(火)までは、日本橋三越 本館5階で、食空間プロデューサー山野舞由未氏が装飾するプロモーションスペースでも使用される。このスペースのコンセプトは「小昼 ~漱石も嗜んだ和のアフタヌーンティー~」だ。

ホテル雅叙園東京では館内3つのレストランとコラボレーション

10月1日(日)から11月28 日(火)までは「ホテル雅叙園東京」の館内3レストランとのコラボレーション企画「器で愉しむ秋の美食~伝統と革新の有田焼~」をスタートする。

特に「New American Grill “KANADE TERRACE”」では、料理長・多田知史氏がアリタポーセリンラボの器に合わせて考案したコース料理を提供。玄界灘産呼子のイカや骨太有明鶏など、佐賀県の名産品に、ホテル雅叙園東京ならではのエッセンスを加えた革新的なフランス料理のコースが、アリタポーセリンラボの器とともに堪能できる。10月26日(木)と27日(金)の2日間は、料理長・多田知史氏と7代目・松本 弥左ヱ門氏とのトークセッションも。

ほかにも「RISTORANTE "CANOVIANO"」のコース料理の一部や「CANOVIANO CAFE」のアラカルトメニュー、宿泊者限定のエクゼクティブラウンジ「桜花」の茶器や、館内装飾にもにアリタポーセリンラボの製品が用いられ、日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」を有田焼がジャックする。

RISTORANE“CANOVIANO”
有明産芝海老の“にんにくを使わない”アヒージョ

アリタポーセリンラボの器は、コンセプトが現代の生活空間に馴染む有田焼なので、使ってこそ真の魅力を発揮するものが多い。日本橋三越、ホテル雅叙園東京のいずれの場においても、店頭やWebサイトだけではわからない、その実力が感じられるはずだ。