創業1804年、有田焼の老舗「弥左ヱ門窯」から誕生した「アリタポーセリンラボ」。伝統の技術と熟練職人の手仕事に、現代的解釈を加えた、”いま”の有田焼を生み出しつづけている磁器メーカーだ。その高い技術と美しい質感の器は、国内外から高い評価を得ており、有名レストランでも多数採用されている。

 この「アリタポーセリンラボ」から、カジュアル&サステナブルな新ブランド「apl」が登場した。

サステナブルな有田焼新陶土「天白」を使った新シリーズ「apl」

rice bowl Φ116×h70 mm 1,200 円(税別)

  200 年以上の伝統がありつつも、常にアップデートし続ける有田焼の老舗窯元「アリタポーセリンラボ」が、サスティナブルな新陶土「天白」を開発。「天白」ならではの強みを活かして、侘び・寂びを再解釈し、日本の美意識を表現した新ブランド「apl」を2022年11月よりスタートする。

 「天白」は、環境に配慮した有田焼の新素材で、釉薬を陶土に練りこむことで、素焼をせず、釉薬をかけずにそのまま本窯に入れる焼成方法を実現する。これにより、生産工程で発生する温室効果ガスを約50%、生産コストを約30%削減した。

・plate S Φ150×h18 mm 1,200 円(税別) ・plate M Φ180×h22 mm 2,000 円(税別) ・plate L Φ220×h25 mm 2,500 円(税別)

 「apl」では、有田焼の原料「天草陶石」のもつ「白磁の美しさ」がストレートに表現されている。光が透けるほどの薄さと、アリタポーセリンラボならではのマットな質感の磁器を、シャープにまとめ上げ、シンプルで飽きのこないデザインに仕上げている。

 また、生産コストの削減を反映して、販売価格が抑えられていることもポイント。ミニマルな有田焼を気軽に楽しむことができる。

 ものが溢れるこの時代。どんな食材や料理にも幅広く使える「apl」の器たちが、自然を感じる、心豊かな時間を届けてくれるはず。

有田焼 × 熊野筆 × 理容室による「有田焼シェービングセット」

70,000円(セット価格)

 また、2023年1月には、男性たちに向けた、有田焼のシェービングセットが「アリタポーセリンラボ」から登場。旗艦店(佐賀県有田市)と伊勢丹メンズ館 Jaxury スペースにて販売予定だ。

 こちらは、筆づくりの繊細さと品質で世界から絶賛される熊野筆「竹宝堂」、確かな技術と癒しの空間によって、究極の理容室と名高く、国内外で展開している「THE BARBER」とのコラボレーションにより開発された。

 ブラシに使用されている熊野筆には穴熊の毛を使用。江戸時代から続く筆づくりの職人技で、肌あたりのよい柔らかな穂先を実現している。

有田焼を持ち手に使った「シェービングブラシ」、有田焼の「石鹸入れ」と「泡立てボウル」そしてトレイがセットになって7万円の販売価格を予定している。