ANAは成田ーパース直行便を10月29日(日)より運行を再開すると発表した。運行するのは水・金・日の週3往復。日本とパースとの時差はわずか1時間と少ないため、日本から旅行に訪れてもすぐに現地になじむことができる。

夕日が美しいコテスロービーチ

 オーストラリア大陸の3分の1近くを占め、雄大な自然が自慢の西オーストラリア州。スワン川のほとりに位置するパースは、その西オーストラリア州の州都だ。オーストラリアの州都の中で最も多い日照時間を誇り、陽光とあふれる自然、都市が調和し「世界で最も美しい街」ともいわれている。

 パースの中心部には、新しい公共スペースや再生された建物が多い。ストリートアートやバーカルチャーが栄え、レストランやカフェ、ホテルなどが続々オープンして活気がある。近代的な都市でありながら、19もの手つかずの美しいビーチがあり、シュノーケリングやサーフィンなどのアクティビティが盛ん。多種多様なワイルドフラワーが咲く世界最大級の都心型公園「キングスパーク」も30分圏内にあり、ゆったりと過ごすことができる。

植民地時代の建物が今も残るカラフルな街並みが魅力の港町、フリーマントル

 パース周辺にはほかにも、西オーストラリア州内最古のワイン生産地・スワンバレー、歴史ある街並みが残る港町・フリーマントルなど多彩な観光スポットがあるのも魅力だ。パースからフェリーに乗船し、ロットネスト島に行くと、笑顔に見える愛らしい顔立ちから、「世界一幸せな動物」と称されるクオッカに出会うこともできる。

笑ったような顔立ちがかわいらしいクオッカ

 大自然やアクティビティ、ストリートアートやバーカルチャー、ワインを楽しみたい人は、この冬はパースに注目だ。