取材・文=橋本優香
発売から18 年目、累計販売本数1187万本以上を記録!
2023年で18年目を迎えたロングセラーの「タカミスキンピール」。青い小瓶としておなじみの角質美容水は、美容業界の中でモデルや美容家など絶大なファンが多い。また、一瞬、“ピール”と聞くと、「皮膚を剥がすんでしょう?」と思う人も多いのだが、実は皮膚を剥がしていない。これ以上ないというレシピの濃度で、肌の営みを止めずに、肌が自らゆっくり行う生まれ変わりを助けているので敏感肌にも使えるのだ。美容皮膚の現場から生まれたブランドであることで確固たる信頼感や安心感に繋がり、年齢や性別を問わず、支持をじわじわと伸ばしていったアイテムと言えるでしょう。
発売から18年、処方も変えず、1187万個の売り上げを記録。また、2023年6月現在では昨対比で約160%までに伸長している、まさにマンモス級のベストセラーなのだ。
「育む」ことを第一にタカミがこだわる角質ケアとは?
0.02㎜と繊細な構造ながらも肌のうるおいを適切に保ち、乾燥などの外的刺激から肌と体を守っている角質。“肌”として私たちが、見て、触れているのは、肌表面にある角質の姿。目に見える肌のいちばん表面にある角質の状態、それ自体が肌の美しさ握る鍵となります。
通常、角質は最上層のターンオーバーによって剥がれ落ちていきますが、加齢や生活リズムの乱れや睡眠不足、紫外線、ストレス、過剰なダイエットなどにより、肌のターンオーバーが長くなると、角層まで28日で辿り着けなくなります。そもそも新しい肌は、新しい細胞が上に上がっていくことで生まれ変わりますが、押し上げる力が弱くなることで、正常であれば2週間で垢となって剥がれ落ちる古い肌も角層に長く留まってしまうのです。すると、乾燥によるくすみ 、ゴワつき、毛穴の目立ち、キメの乱れ、テカリ、カサつき、乾燥による小じわなど……美しい肌を損なう肌悩みへと変わってしまうのです。
そこで、角質を“育む”ことにこだわり抜いた、角質ケアがタカミの「角質美容」の考え方です。
1本使い終わったあとは肌が変わっている!
もしかして、1回では劇的変化の実感が湧かないかもしれない。ただ、1カ月使うと、“肌の柔らかさ”に気づくはず。そのほかに浸透の速さやその後につける化粧水のなじみもよくわかるだろう。もし、肌の代謝を本気で正常化に戻したいならば、3カ月、使ってほしい。皮脂トラブルや肌荒れ、毛穴の悩み、キメの乱れ、くすみ、ごわつきなど、理想的な肌(=角質)に変わっているはずだ。
今秋リニューアル!確信のある処方には変更なしの真意とは
そんなタカミスキンピール®をはじめ、タカミの製品がこの秋、リニューアルすると連絡が届いた。ただし、「リニューアルはするけれど、処方は変わらない」と……そこには環境への負荷を低減することを目指した製品の容器とパッケージのリニューアルであった。
まずは薄くても強度の高いガラスに変更し、ガラス使用量を削減すること。また、リサイクル性の向上を考慮し、練り込み式から外から色を吹き付ける仕様に変更。
紙について製品パッケージの紙をすべて環境や地域社会に配慮して適正に管理された森林の木材から作られた紙「FSC 森林認証紙」と「リサイクル紙」のミックス紙に切り替えたことなどだ。
確かに、購入者数203万人以上、販売本数1187万本以上(累計、2023年6月時点)という個数を考えると、エコの部分は見て見ぬふりはできない時代。
タカミのブルーは「誠実」を表す色。そんな誠実さをさまざまに垣間見れるリニューアルといえそうだ。
お問い合わせ:タカミお客さま相談室 0120 291 714