高級テキーラの先駆者

「ドン・フリオ」は、メキシコのプレミアムテキーラの造り手。ドン・フリオというのは創業者の名前で、ドン・フリオことドン・フリオ・ゴンザレスは1942年に17歳でテキーラ造りを始めた人物。テキーラの原材料であるアガベ栽培を愛し、上質なアガベからなめらかなで高品質な酒を生み出すことに心血を注いだという。

以来、大量生産の安酒ではなく、品質を追求したテキーラを造り続けたフリオさんが1987年に生み出した、それまで以上に上質で贅沢なテキーラのブランドが「ドン・フリオ」。そして、そのドン・フリオが記念すべき1942年から60周年目にリリースした、アメリカンウイスキー樽で短くても2年半熟成するというテキーラが『ドン・フリオ 1942』だ。

Don Julio 1942

さて、このなめらかな高級テキーラが、現在、北海道はニセコの「ホテルニセコアルペン」の跡地にて楽しめる。題して『Ice Lounge by Don Julio 1942』。ここでは氷で造られたバーカウンターに、氷のテーブルと、雪と氷を楽しみつつ、テントでゆっくり暖を取りながらフィンガーフードとともにカクテルを味わうこともできる。営業期間は2024年3月20日(水・祝)まで。
 
ちなみに「ホテルニセコアルペン」は建物の老朽化で2023年3月で営業終了となり、2026年冬にホテルコンドミニアムとしてリニューアルオープン予定。場所は「ニセコ東急ニセコグラン・ヒラフスキー場ゲレンデ」の直下だ。