取材・文=橋本優香
発売から30年過ぎても、10秒に1本売れている!?筆タイプのコンシーラー兼ハイライター
少しでも肌を美しく見せたいと思うと、ついファンデーションを厚塗りになってしまいませんか? 大切なのは、コンシーラーや化粧下地だと頭ではわかっていても、ついファンデーションに頼ってしまいます。
1992年に誕生した、イヴ・サンローランの「ラディアント タッチ」。コンシーラーとハイタッチを超えた、色とりどりのペールトーンの繊細パウダーで“血色のいい”肌になる“魔法の筆ペン”として、人気を集めています。2019年に誕生した、より高いカバー力をプラスした「ラディアント タッチ ハイカバー」は、2種類のピグメントが新たなバランスで配合されており、高いカバー力がありながらも、透明感のあるナチュラルな仕上がりを叶えます。
美人の線を作り出すラディアント タッチは、Z世代や男性にも受け入れられている!
YSLのPRマネージャーである菅原 里子さんに名品たる所以を聞いてみた。
「数々の名品がYSLには存在しますが、ラディアント タッチは“歴史を作った”名品だと思います。YSL ナショナル メイクアップ アーティスト JO氏がビューティスペシャリストだった時代には、ラディアント タッチの売上が日本一になったことも!“美人の線”という言葉まで生みだしました」
光の効果によって生まれる透明感とツヤを生むラディアント タッチだが、30年以上ほぼ処方が変わっていないという。その人気ぶりは今も健在で、Z世代も数多く購入しているという。
「ファンデーションを塗ることなくコンシーラーだけで仕上げることがZ世代の中では主流のなか、今、ラディアント タッチの注目度上がっています。きれいなパーツはそのままに、隠したいところだけ自然にカバーできるところなので、単品の単独使いだけで綺麗に仕上げてくれるからでしょう」
また、意外なことに男性にも愛用者は多いという。
「目元のクマ、ニキビに手軽に使えるのが男性に受け入れられる点でしょう。デートやプレゼンなど大事な日にポイント的にさりげなく使うことで印象度や好感度アップすると聞いています」
コンシーラーが“マスト”の時代がやってきた!
ファンデで厚塗りをする時代は終焉し、再び、厚塗りの時代はやってこないと言われている。では、私を含め、40代(特に後半)はどうやって美肌を維持していけばいいのだろう。そう、コンシーラーをうまく使う時代に突入したのだ。
今、美肌を作る秘密兵器は、コンシーラーなのだ。
そう、ラディアント タッチのようなコンシーラーをうまく使いこなして、ファンデーションの使う分量をいかに少なくするかがこれから40代以降の肌運命を決める分かれ道。
ベースメイクの概念を変えたものが勝ちなのだ!
お問い合わせ:イヴ・サンローラン・ボーテ 0120-526-333