シャンパーニュメゾン・クリュッグは、没⼊型サウンド体験のポップアップイベント「KRUG STUDIO」を今年も、六本⽊ヒルズ大屋根プラザにて開催。最高峰のシャンパーニュと⾳楽とのミュージックペアリングを堪能できる。楽曲は、最新の『クリュッグ グランド・キュヴェ 171 エディション』と『クリュッグ ロゼ 27 エディション』のために、クリュッグラヴァーであるアーティストが特別に書き下ろしたもの。期間は10⽉4⽇(⽔)〜10⽉9⽇(⽉・祝)まで。

 創業以来、シャンパーニュメゾン・クリュッグは⾳が味覚に与える影響を研究してきた。⾳⾊と味わいは共鳴すると考え、クリュッグと⾳楽のペアリングによって⽣み出される唯⼀無⼆の旅は「KRUG ECHOES(クリュッグエコー)」プロジェクトと銘打たれ、今年、「KRUG ECHOES」を発信する使命を担ったのは、クリュッグラヴァーであり、世界各地で活躍する5名のアーティスト。彼らはクリュッグと共通の価値観を持ち、コードを組み合わせる独⾃の才能と、芸術を通して寛⼤さを表現する才能を評価され、選出された。

多彩なタレントで構成されたアーティスト

 5名のアーティストは⽇本⼈ヴァイオリニスト 宮本笑⾥、歌⼿でマルチ楽器奏者のカズ・マキノ、イギリス⼈ドラマーのモーゼス・ボイド、アメリカ⼈ハープ奏者のメアリー・ラティモア、フランス⼈作曲家でエレクトロニック⾳楽アーティストのエルワン・カステックス。

 彼らはメゾンに招かれ、 クリュッグのセラーマスターであるジュリー・カヴィルとテイスティングを重ねた。そして互いの技術や感覚を共有しながら⾳を紡ぎ、『クリュッグ グランド・キュヴェ 171 エディション』と『クリュッグ ロゼ 27 エディション』のために、特別な楽曲を完成させた。

『クリュッグ グランド・キュヴェ 171 エディション』の楽曲は、創業者ヨーゼフ・クリュッグの夢を毎年実現する寛⼤さを表現するために、⾳を何層にも重ねるよう構成を⼯夫され、花⽕のようなクレッシェンドで華々しいフィナーレを迎える。

 ⼀⽅、『クリュッグ ロゼ 27 エディション』の楽曲はシャンパーニュの快活さ、壮⼤さ、⼤胆さを表現するため⼩編成のオーケストラのように、質感と技巧のバランスが⾒事に調和されている。

 3D⾳楽技術による没⼊型スタジオは、デビアレファントムスピーカーを使⽤。⾳と魅惑的な映像が織りなす多感覚的なひとときは、クリュッグシャンパーニュとのペアリングによって、より上質な時間へと誘うだろう。

アーティストプロフィール

宮本笑⾥
ヴァイオリニスト。東京都出⾝。14歳でドイツ学⽣⾳楽コンクールデュッセルドルフ 第⼀位⼊賞。その後は、⼩澤征爾⾳楽塾、NHK交響楽団などに参加し、07年 「smile」でアルバムデビュー。様々なテレビ番組、CMにも出演するなど幅広く活動中。2022年7⽉デビュー15周年を迎え、7⽉20⽇には15周年記念アルバム 「classique deux」をリリース。2023年11⽉から⼤阪・東京・愛知にて「宮本笑⾥ リサイタルツアー2023」を開催する。

メアリー・ラティモア
アメリカ、ロサンゼルス在住のハープ奏者、作曲家。 2013年にソロデビュー作『The Withdrawing Room』をリリースしたほか、楽曲や レコーディングのためにハープパートを作曲し、メグ・ベアード、サーストン・ムーア、 シャロン・ヴァン・エッテンなどの偉⼤なアーティストと共演・レコーディングに 参 加 。 サイレント 映 画 『Le Revelateur』 の⾳楽を作曲 し 、 アイスランドの Nor.urogni.urフェスティバルに出演。サンフランシスコのヘッドランズセンター フォーアーツでレジデント(レギュラーDJ)として活躍する傍ら、『Hundreds of Days』をレコーディング。 ゴーストリーから通算3枚のロングレコードをリリース。

エルワン・カステックス
パリ近郊で⽣まれたエルワン・カステックス、通称ローヌは、15年にわたって エレクトロニック⾳楽シーンでキャリアを築き、 パリのレーベルInFinéから6枚の スタジオアルバムをリリースし、数々のコラボレーションや、カンヌ国際映画祭 サウンドトラック賞を受賞した『Les Olympiades』、セザール賞最優秀映画⾳楽賞を 受賞した『Night Ride』(2021年)など、7つの映画サウンドトラックを発表。才能を 融合させ、常に新しい⽅向性を模索することで知られる彼は、新型コロナウイルス 感染症パンデミック下、シンガーソングライターの友⼈たちが、今までの器楽曲を アレンジしたコンセプトアルバム 『Rone&Friends』を発表。最近では、コンテンポラリーダンス集団ラホードとのコラボレーションや、シンセサイザーとクラシックオーケストラ が融合したプロジェクト「L(oo)ping」を発表し、 コンサートのチケットは完売。

カズ・マキノ
作曲家、パフォーマー、歌⼿、プロデューサー、アレンジャー、画家として活躍するカズ・マキノは、京都府⽣まれ。祖⺟から⽇本の伝統芸術や⽂化を教わりながら育ち、やがて楽器に傾倒するようになった。1992年、アメリカのサックス奏者ジョン・ ルーリーの背中を追ってアメリカ・ニューヨークに渡り、⾳楽的アイデンティティを確⽴。1993年、牧歌的な出発点とニューヨークのエレクトリックなカオスが交差する場所で、マキノはロックバンド「ブロンド・レッドヘッド」を結成。現在までに10枚のアルバムをリリース。

モーゼス・ボイド
数々の受賞歴を誇るドラマー、プロデューサー、作曲家、BBC1Xtraのレジデントであるモーゼス・ボイドは、イギリスの南ロンドンで育ち、13歳からドラムのレッスンを受け始めた。ヒップホップ、グライムサウンド、そしてイギリスのジャズアイコン、 ゲイリー・クロスビーに影響を受けたモーゼスのライブやスタジオでのコラボレーションは、サンファやケルシー・ルーと のツアーから、最近ではビヨンセの『ライオンキング』 のサウンドトラックにフィーチャーされた南アフリカのGqomキング、DJラグとのコラボレーションまで多岐にわたる。モーゼスは、⾃⾝のレコードレーベル「エクソダス」からソロプロジェクトをリリースして⾼い評価を受けているほか、パリのファッションショーのオリジナル曲をプロデュース、またグループ「ビンカー&モーゼス」の⼀員としても活躍中。