ペルノ・リカール・ジャパンは、スコッチウイスキーのリーディングブランド「シーバスリーガル」と、富山を代表する銘酒「満寿泉」を醸す「桝田酒造店」とのコラボレーションによる、スコッチウイスキー樽で熟成させた日本酒『リンク8(リンクエイト)』を発表。11月28日(月)より数量限定で販売する。2018年に同コラボレーションで登場した日本酒『リンク8888』を、さらに進化させた日本酒だ。
「満寿泉」を製造する桝田酒造店は、吟醸酒のパイオニアと称される、1893年(明治26年)創業の蔵元。大吟醸から定番酒まで、すべての酒に外れがないと高く評価されているだけでなく、「酒の味は時代と共に変化するもので、その時代の感性にあった酒がある」という思いから、多くのチャレンジを行っている。
シーバスリーガルのDNAを取り入れた日本酒
海外でも高い評価を受ける「満寿泉」は、イタリア、台湾、シンガポール、オーストラリアなどでも親しまれている。また、五代目当主である桝田隆一郎氏は海外で日本酒文化の普及に尽力している。
「満寿泉」と「シーバスリーガル」のコラボレーションは、桝田氏が2018年、スコットランド・キースにあるストラスアイラ蒸留所にて、「シーバスリーガル」の元マスターブレンダーのコリン・スコット氏と出会ったことから始まっている。
そして、スコッチウイスキーと日本酒というカテゴリーの壁を超え「シーバスリーガル」のDNAとして受け継がれる“アート・オブ・ブレンディング(ブレンディングの芸術)”を日本酒造りに取り入れるという発想が生まれた。
日本とスコットランドのつながりを表現する「4つの8」
『リンク8』は、日本酒でありながら、数種類の異なる酒米のほか、数種類の酵母で発酵した原酒を、数種類のスコッチウイスキー樽で10ヶ月間熟成させてブレンド。さらに、上質な「山田穂」で造られた古酒もブレンドしている。熟成樽には、シングルモルトの熟成に18年以上使用されたものを主に使用した。
デザインは、ロンドンを拠点とするデザイン会社「NUDE」が担当。ボトルはヴェネチア製。樽熟成を象徴している木製の栓も北イタリアで製造されており、ボトルやパッケージ同様「8」のマークが刻まれている。これは日本の禅庭の波とスコットランドの古い装飾のケルティックノットを象徴し、日本とスコットランドのつながりを表現したもの。また、この「8」は4つの「8」が重ね合わされており、 シーバスリーガルのストラスアイラ蒸留所があるキースから桝田酒造店のある富山市までの距離「8,888km」を表現している。