ルイ･ヴィトンより、2022年秋冬メンズ・コレクションより、新作のバッグとアクセサリーが登場した。
ヴァージル・アブローの豊かな想像力が光るアイテムたち
今回発売されたメンズ・コレクションは、メンズ アーティスティック･ディレクターを務めていた故ヴァージル・アブローが手がけたコレクション。
ヴァージル・アブローは、2018年からルイ・ヴィトンのメンズコレクションのアーティスティック・ディレクターとして活躍。そのほか、ストリート系ブランド「オフ・ホワイト」の創業者としても知られている。まるでコンセプチュアル・アートのような彼の手がけたアイテムは、ラグジュアリーとストリートウェアとの垣根を取り払い、ストリートラグジュアリーというストリートブランドの新たな地位を確立した。
2018年6月のデビューショーを皮切りにおよそ3年半、8シーズンにわたって続いたヴァージルによるルイ・ヴィトンでの物語は、第1章から変わらず根底にあるのが「Boyhood Ideology®（少年時代のイデオロギー）」。最終章となる本コレクションでも、子供のような純粋な目で世界を捉えて製作された、豊かな想像力が光るアイテムたちがラインナップされている。
「キーポル・バンドリエール 25」
ルイ・ヴィトンのシグネチャー「キーポル」を、モノグラム・キャンバスと透明なPVCの正方形を交互に並べて再解釈。ダブルハンドル、補強のサイドストリップ、バックル付きのネームタグなど、細部に至るまで「キーポル」のDNAを受け継いだデザインとなっている。
「キャスケット・クロコ マルティエ」
6枚のパネルで仕立てたトップとフラットなバイザーの組み合わせにより、ストライプ地に紫色の“クロコダイル”刺繍が存在感を放つ「キャスケット・クロコ マルティエ」。
「MALLETIER」のレタリングをフロントにあしらい、背面にはカラフルなLV シグネチャーの刺繍が配されている。通気性を高めるアイレットとパッド入りのライニングを備え、快適な着用感も嬉しいポイント。
サングラス サイクロン グラディエント
モダンなスクエアシェイプとディープに斜角を付けた「サングラス サイクロン グラディエント」は、デザインが大胆なステートメントが印象的。ブリッジの下部に向かって透明にすることで都会的な印象に仕上げている。ブリッジ部には４つのストラスで表現されたモノグラムのフラワーモチーフがポイントとなっている。
子どもの純粋な目で世界を見るというヴァージルの哲学が反映されたこれらのアイテムは、現在ルイ・ヴィトン各店舗および公式オンラインストアにて販売中。
