グッチのお膝元フィレンツェのシニョーリア広場にある、多彩なコラボレーションとクリエイションを通じて、グッチの美学とフィロソフィーを表現する場所「グッチ ガーデン」。そこにある「グッチ オステリア」ではランチとディナーが楽しめる。そして今年2月、この広場の一角に、終日オープンのカフェ&カクテルバー『Gucci  Giardino 25』がオープンした。

さらにメンズファッションの祭典「ピッティ・イマージネ・ウオモ」の期間中にミクソロジスト、ジョルジオ・バルジャーニとのコラボレーションによる限定カクテル『Elisir d'Elicriso』(エリジール デリクリーゾ)が発表された。

『Elisir d'Elicriso』(エリジール デリクリーゾ)は、ロンドンの「Connaught Bar」でアシスタント ディレクター オブ ミクソロジーを務めるジョルジオ・バルジャーニとのコラボレーションによるもの。

ベルモット、ポデーレ サンタ ビアンカ、ベチバー リキュールなど植物系リキュールに、ロンドン ドライ ジン、ホワイト バルサミコ ビネガー、少量の「テヌータ サン グイド」のワイン(!)を組み合わせ、フレッシュさと複雑さ、わずかな酸味や苦み、力強さを感じる味わいに仕上げているという。そこに、カクテル名の由来にもなっている植物「ヘリクリサム」(学名 helichrysum italicum)のエッセンシャルオイルが加わり、まろやかな深みをもたらす。

ジョルジオ・バルジャーニは

「私が習得してきたこと、日々高まるこのパッションを注ぎ込んで、Gucci Giardino 25とグッチをたたえるレシピを創作できたことを大変光栄に思います。Elisir d'Elicrisoには、得も言われぬ魅惑を秘めたトスカーナの味と香りが詰まっています。エレガントでロマンティックなブレンドで、味覚はもちろん、あらゆる感覚を虜にします。この新しいスペースがフィレンツェを魅了しているように」

とコメント。

ジョルジオ・バルジャーニ

特別にデザインされた500mlボトルとエレガントなフラワープリントが彩る専用ボックスで提供されるボトル入りカクテルもあり、Gucci Giardino 25のほか、配送先はイタリア国内に限るものの、Gucci Giardino 25とグッチ オステリアのウェブサイトでも販売されている。

日本では、このカクテルを味わえないが、「グッチ ガーデン」のオフィシャルサイトでは、バーチャルツアーが可能で、これまでグッチが展開してきた広告キャンペーンを通じて、クリエイティブ・ディレクター アレッサンドロ・ミケーレが描くビジョンと美学、インクルーシブな哲学を映し出すエキシビション「Gucci Garden Archetypes」もバーチャル体験できる。