ダイソンから、ペットや人間の毛絡みを自動で解消する機能を搭載したコードレスクリーナー「Dyson V12 Detect SlimTMコードレスクリーナー」と、犬猫のブラッシングをしながら抜け毛を吸い込む機能を備えたグルーミングツールが登場した。
毛絡みを解消する、新たなクリーナーヘッドを搭載
今回登場したコードレスクリーナー「Dyson V12 Detect SlimTMコードレスクリーナー」には、絡まる毛をほどく櫛から着想を得た、コーム型のブレード「Motorbar™クリーナーヘッド」を搭載。犬や猫、人間などのさまざまなタイプの毛に対応するように設計されており、らせん状に配置されたブラシが絡まる毛をほどきながら、毛絡みを自動で解消してくれる。
また、強力な吸引力を組み合わせることによって、カーペットやフローリング、畳などのさまざまな床タイプに問わず、毛絡みを解消しながら、大きなゴミや微細なホコリまで同時に除去してくれる。ペットの毛や髪の毛絡みを防ぎ、すばやく毛を巻き取る「毛絡み防止スクリューツール」は円錐形のブラシバーを搭載しており、寝具やソファ、車内の掃除に最適なツールとなっている。
ペット向けのグルーミングツールも登場
「ペットグルーミングキット」(直販限定・別売)は、ペットをブラッシングしながら抜け毛をすばやく吸い込み、ペットの毛に付着するフケなども手軽に除去できるツール。コードレスクリーナーの製品本体に直接取り付けるか、延長ホースを介しての装着が可能。
35°の角度で配置された 364本ものブラシが、抜け毛を捕らえながらペットの毛並みに合わせて快適なグルーミングを実現。抜け毛やフケなどはクリアビンの中にそのまま捕らえられ、愛犬のブラッシングをしながら、掃除まで一度で行うことができる優れもの。
「Dyson 掃除機カテゴリー新製品発表会」も開催、坂上忍氏も登場
2022年8月には、都内で「Dyson 掃除機カテゴリー新製品発表会」が行われた。この発表会に合わせて来日した開発者のひとりジェームズ・マクリー氏によって、製品開発にあたってのエピソードが披露された。
マクリー氏の説明によると、開発にあたって初めに取り組んだのが「グローバル ダスト調査」。飼い主の習慣やお手入れの仕方、さまざまな動物の毛髪の研究に至るまで、膨大な手間を要するリサーチを行ったそう。調査の結果によると、ペットの飼い主の 2 人に 1 人が、家の自分のベッドでペットが寝ることを許していることや、ペットの飼い主のおよそ 7 割が、ハウスダストと呼ばれるダニの死骸やダニのフンなどの微細物質がペットに付着している可能性に気づいていないことが明らかになったという。
そのほか、ダイソンは微生物学者と共同で、犬や猫はもちろん、アルパカ、ロバ、馬にいたるまで、さまざまな動物の毛の分析を行ったという。毛髪に付着した目に見えない微粒子や細菌を理解しながら、それらが吸引の高速気流のなかでどのように作用するのか、入念な研究を経て完成したのが、今回登場したコードレスクリーナーとグルーミングツールである。
また、製品発表会には坂上忍氏も登壇。芸能界きっての愛犬家としても知られる坂上氏が実際にコードクリーナーを使用した感想や、愛犬とのエピソード披露したほか、グルーミングツールの実演も行われた。
多くのペット愛好家にとって悩みの種のひとつである掃除を、より簡単に行えるようになったコードレスクリーナーとグルーミングキット。愛犬や愛猫をグルーミングしながら、空間をより清潔に保つ、ダイソンからの新たな提案をチェックしてみては。