ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が2021年にローンチしたプロジェクト『Bottega for Bottegas』の、2022年度版が公開された。

 そもそもボッテガ(Bottega)とは、「工房(workshop)」を意味し、クラフトマンシップやクリエイティビティにこだわって実現したハンドメイド製品による、小規模経営を行う生産者のことを指す。そんな“ボッテガ”をブランド名に冠するボッテガ・ヴェネタは、昨年より世界中のボッテガに対するサポートに取り組んでいる。

 『Bottega for Bottegas』第1弾となった昨年度は、イタリアのボッテガ(工房)に特に焦点をあてて実施。そして本年度は世界に視野を広げて選出し、14組の“ボッテガ”が選ばれている。

 そのうち日本からは、フィレンツェの伝統的な技術を踏襲し、製本や修復を行う「AtelierGK Firenze」、サスティナブルな焼き菓子を作りを行う「Panettone Less」、カーボンやスチールを用いたキッチン用品を扱う工房 「プリンス工業」、岡山県吉備にある酪農牧場兼チーズ生産工房 「吉田牧場」、陶芸家の今村能章氏の5組が選出されている。

 なお、本キャンペーンはボッテガ・ヴェネタの Webサイトや広告、ニュースレター、ストアのウィンドウ、そしてニューヨークのバーグドルフ・グッドマンのディスプレイを通じて発信される。本プロジェクトの詳細に関しては、特設サイトをチェック。